中町通りに面した大阪屋三右衛門の店、玉井醤本舗は金山寺味噌の老舗でその味は400年前の江戸時代初期から受け継がれているそうです。「玉井醤」の板看板に伝統を感じます。
格子戸を開けると今でも金山寺味噌の良い香りが漂い、大きな樽から量り売りもしてくれます。
入口奥の土間の上は天井がなく、見上げるような吹き抜けになっています。
江戸時代後期に描かれた紀州名所図会(後編巻の四:1811〜1851年にかけて刊行)には、「玉井醤」の項があり、「村中大坂屋三右衛門店にて製す。經山寺味噌の類なり・・・・
實に未曾有の味なれば、紀州經山寺の稱、遍く他邦にも聞こえたり。
」として紹介されています。