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紀伊宮原〜湯浅 春編
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JR紀伊宮原駅の近くを、海南・下津方面から続く熊野古道が通っています。湯浅町内まで約7kmを歩きます。
道順や花の写真を撮りながらなので、かなりゆっくりしたペースです。時間は参考までにしてください。

10:12 駅前を左に折れて線路沿いにまっすぐ進みます。

10:23 交差点を1つ越え、突き当りの左右の道が熊野古道です。右へ曲がります。
曲がり角の手前、左手の畑に豆の花が咲いていました。

10:26 土手に突き当たります。右手に札場地蔵があります。土手へ上がって県道480号を渡ると天神社があります。

10:29 このあたりは、昔、有田川を渡る「宮原の渡し」があった場所です。宮原橋を渡ります。

10:40 渡りきったところで左へ、土手の上の道へ進みます。土手のわきにホトケノザが咲いていました。

10:42 土手の両側にはいろんな野の花が咲いています。菜の花に似た黄色いのはセイヨウカラシナです。青い花はアヤメでしょうか?
左手に大きな木が立っています。

10:45 土手の上をひたすらまっすぐ進みます。うす紫色の花が咲いていました。ハナダイコンです。

10:50 案内板のところで土手を下ります。道端にムラサキケマンの花が咲いています。

10:53 フウロソウの一種です。小さくてかわいい花です。
国道42号につきあたったところに得生寺(中将姫寺)の大きな案内塔があります。

10:54 国道42号を渡ります。交通量が多いので気をつけてください。すぐに右手に得生寺(とくしょうじ)が見えてきます。

10:57 天平年間、時の右大臣・藤原豊成の娘、中将姫を近くの雲雀山で殺害しようとした武士・伊藤春時は姫の徳に打たれて殺すことができず、名を「得生」と改め姫をお守りすることになりました。姫の命日にちなんで毎年5月13、14日の両日、「来迎会式(らいごうえしき)」が行われます。二十五菩薩に扮した子どもたちが開山堂から本堂へお渡りします。この行事は、和歌山県の無形文化財に指定されています。
境内の桜が美しい花を咲かせていました。

11:05 得生寺の前をさらに進むと、右手に一里塚があり、糸我稲荷神社(いとがいなりじんじゃ)が見えてきます。

11:08 糸我稲荷神社の前には、白河法皇の歌碑もあります。境内に3本ある楠の大木は幹の周り5m〜6.5m、樹齢500年以上で有田市内最大のもので、市の天然記念物に指定されています。

11:10 熊野古道にもどって進むと、左手に道標があります。「すく熊の道」とは、「まっすぐ行くと熊野」という意味です。ゆるい坂道を登っていきます。

11:13 左への道を進みます。左手の石垣にジロボウエンゴサクが群生していました。

11:18 まっすぐ進むのが熊野古道ですが、左手すぐにある糸我王子社へ寄り道します。桜の花がはらはらと散って、すてきなところです。

11:25 熊野古道へもどってまっすぐ進みます。道標が見えてきたら左へ曲がります。

11:27 この曲がり角の左手に「糸我王子址」の看板があります。もと「上王子」と呼ばれていたところだそうです。さぁ坂が急になってきました。

11:31 がんばって登っていきます。かなり暑くなってきました。ふと振り返ると、すばらしい眺めでした。

11:39 竹林の中の道へ進みます。古道らしくなってきました。可憐なタチツボスミレが咲いています。

11:41 本格的な山道になってきました。黙々と歩いていくと休憩所が見えてきました。コンクリートをうってあるのはここまでです。

11:42 休憩所の前には、クサイチゴが群生しています。坂は急ですが、土の道は足にやさしくて歩きやすかったです。

11:46 もうすぐてっぺんというころ、道の脇でオドリコソウが応援してくれていました。やったぁ、糸我峠です。

11:48 峠には、峠茶屋跡があります。昔、峠まで登ってきた人たちは、ここでどんな話をしたのでしょう? おだんごでも食べたのでしょうか?
ここからは、見どころごとに写真のような絵が飾られています。「熊野古道ミュージアム」といって、地元の方が描いた絵のギャラリーです。景色といっしょに楽しんでください。
下る方にワクワクするような木でできた門があります。向こうに見えるのは湯浅町です。

11:49 木の門をくぐると・・・眼下に湯浅町がひろがります。ここからは下りです。
? どっち? と迷ったところ。下る方で正解です。

11:57 ここが今回一番迷ったところ。後から来る人を待ってついて行きました。まっすぐ並木の間を進みます。木々の間からウグイスの声がしました。
昔、平清盛の連れの子が夜泣きするので、この松の皮をくすべたところ、泣きやんだという伝説のある「夜泣き松」があります・・・が、前にあるのは竹ばかりで、どれかわかりませんでした。
糸我峠のところにもありましたが、湯浅町内には写真にあるような茶色い木の道標があちこちに立てられています。これらは2007年2月に湯浅町商工会によって立てられたものです。

12:04 竹林の中を進みます。山道ももうすぐ終わりです。民家のあるところまで下りてきたら、ビニールハウスがありました。中をのぞいてみたら、いちごでした。

12:11 民家の間の道を下っていくと、真っ赤になったレッドロビンが目に飛び込んできました。むこうの桜もきれいです。そして右手を見ると・・・お家の入り口まで続くレッドロビン! 圧巻です。

12:13 右手に吉川憩いの家が見えてきます。広場やベンチがあって、お弁当を広げるにはぴったりです。私たちもお昼にしました。きれいなトイレもあります。
敷地内に、熊野詣での際、この上に立って祓の井戸水で心身を清め道中の安全と祈願成就を祈ったと伝わる「行者石」があります。

12:38 熊野古道はこの先の交差点をまっすぐです。右に曲がると、すぐ逆川王子跡(さかがわおうじあと)があります。

12:40 この近くの川は、付近の他の川が西の海の方へ流れているのに対して東へ流れていることから、逆川と呼ばれるようになりました。
鳥居近くのオオシマザクラの白い花がきれいでした。

12:46 方津戸峠(ほうづととうげ)へ向かう上りの道になります。
左手に後白河法皇が腰をかけたと伝わる「腰掛岩跡」があります。みかん畑の中にあるようで、よくわかりませんでした。

12:47 道路右手の擁壁に耐久高校美術部が製作した、付近の昔のようすの絵があります。大作です。
続いて右手に弘法大師が杖で突くと水が湧き出したと伝わる「弘法井戸」があります。

12:52 トゲトゲが痛そうなヒレアザミが咲いていました。
先に見えているのが方津戸峠です。ここからはどちらの道を進んでも同じところに下ります。右の方が下ってそうだし、地図で見ると短そうなので、右の道を進みました。

12:53 方津戸峠は「方寸峠」とも呼ばれていました。「方寸」とは「一寸四方の狭い所」という意味です。熊野古道は、本当はこの先の木立の中を通り抜けるのですが、今は道がないため、舗装道路を歩いていきます。
峠を下りたところにある田んぼにレンゲが咲いていました。

13:03 山田川に沿って歩いていきます。最初の橋が飛越橋。次の一里松橋の下の川には鯉がいっぱいいました。

13:16 宮後橋を過ぎ、向こう岸の宮西児童公園の桜を見ながら宮西橋も過ぎ、次の北栄橋を渡ります。県道23号を渡ると湯浅の町中に入ります。
熊野古道はまっすぐ進んで道町通り(どうまちどおり)になります。右へ曲がると2006年12月、文化庁により重要伝統的建造物群保存地区に選定された地区へと続きます。

JR紀伊宮原駅からスタートした熊野古道ウォークは、湯浅の町に入ったところでいったん終わりとします。湯浅の町中をゆっくり散策してください。